Urushiの導入方法

Urushiを入手する

以下の「GET URUSHI」を押下して、zipファイルをダウンロードしてください。 githubから直接ダウンロードする場合は下記にアクセスしてください。
https://github.com/future-architect/urushi/releases

file_downloadGET URUSHI

Demoを見てみる

ダウンロードしたファイルを解凍してください。 解凍したフォルダをHTTPサーバーに下記のように配置してください。 ブラウザから[配置したフォルダのHTTP Path]test/にアクセスするとデモのトップページが開きます。 開いたトップページから任意のWeb Componentにアクセスしてください。

folder_openWeb site root
folderconfig
folderurushi
foldertest
folderutil

Urushiを組み込みにあたって

test, utilフォルダーはdemoを確認するために必要なファイル群です。 デモが不必要な場合は、フォルダごとtest、utilを削除してしまって構いません。 また、requirejsを既に利用している場合、requirejsのコンフィグファイルにurushiモジュールのパスを追記するようお願いします。

作成するWebサイトにUrushiを組み込む

いよいよUrushiをWebサイトに組込みます。 UrushiをWebサイトに組み込むには3つのステップが必要です。
まず、HTMLにUrushiを組み込むためのscriptタグを追加します。 次に、JavaScriptでUrushiのTemplate Engineを起動するためのソースコードを追加します。 これでUrushiを利用する準備は完了です。 Urushiを利用するには、UrushiのWeb Componentの定義を属性としてHTMLタグに追加します。
その前に、Urushiを組み込むHTMLファイルを作成しましょう。 下記フォルダ構造を参考にしてindex.htmlを新規作成してくだい。
それでは、1ステップずつ進めていきましょう。

folder_openWeb site root
folderconfig
folderurushi
foldertest
folderutil
index.html

Urushiを組み込む

headタグの中に2つのscriptタグを記述してください。 Urushiはrequirejsを利用しています。 まず、requirejsのコンフィグになるJavaScriptファイル(requireConfig.js)を読み込むためのscriptタグを記述します。 次に、requirejsの読み込み、及びrequirejsの初期化処理完了後に起動するJavaScriptファイル(main.js)を読み込むためのscriptタグを記述してください。


<!-- index.html -->
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta charset="utf8">
    <link href="./urushi/material/style/material.css" rel="stylesheet">

    <script src="./config/requireConfig.js"></script>
    <script src="./lib/js/require.js" data-main="./main"></script>
</head>
<body>
</body>
</html>

Urushiを起動するJavaScriptを記述する。

Urushiを起動するためのJavaScriptを記述します。 index.htmlと同じフォルダにmain.jsを作成してください。 main.jsはrequirejsの初期化処理が完了したら実行されます。 main.jsに以下のソースコードを記述してください。
Template engineに対して、第1引数に指定されたDocument Treeを解析しUrushiのWeb Componentに置き換えていく処理を命令しています。

folder_openWeb site root
folderconfig
folderurushi
foldertest
folderutil
index.html
main.js

// main.js
require.config(requireConfig);
require(['templateEngine', 'templateConfig'], function (templateEngine, templateConfig) {
    templateEngine.renderDocument(document.body, templateConfig);
});

UrushiのWeb ComponentをHTMLに記述する

UrushiのWeb Componentを利用するには、HTMLタグにdata-urushi-type属性を追加し、Web Component名を記述します。 これだけでUrushiのWeb Componentは使えます。 また、data-urushi-options属性を記述することで、Web Componentのコンストラクタ引数を指定可能です。
Web ComponentのUsage一覧は現在作成中です。少々お待ちください。


<!-- index.html -->
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta charset="utf8">
    <link href="./urushi/material/style/material.css" rel="stylesheet">

    <script src="./config/requireConfig.js"></script>
    <script src="./lib/js/require.js" data-main="./main"></script>
</head>
<body>
    <div data-urushi-type="panel" data-urushi-options='{"header" : "Header title"}'>
        <button data-urushi-type="button">CLICK ME</button>
        Toggle <input data-urushi-type="togglebutton" checked>
        <input data-urushi-type="checkbox"> Check me!
    </div>
</body>
</html>

プレビュー

プレビューを確認してみましょう。正しく導入出来ていると以下のプレビューと同じようなプレビューを確認できます。

Toggle Check me!