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Future Architecture Guidelines

フューチャー株式会社の有志が作成する良いアーキテクチャを実現するための設計ガイドライン


本ガイドラインに記載された設計上の論点や推奨案を知ることで、開発チームは意思決定や合意形成のためのベースラインを得ることができます。

また、本書には次のような目的があります。

  • 車輪の再発明を防ぐ: システム間で差異が出にくい設計事項のベストプラクティスを提供します。これにより、設計者が悩むポイントを軽減し、本当に必要な設計に集中できるようになります
  • 設計品質の標準化: プロジェクト間での設計品質のばらつきや属人性をなくし、品質を底上げします。また、ナレッジやツールの横展開を容易にします
  • リスクの低減: 非機能要件(可用性、性能、セキュリティ、保守運用性、移行性)や法令遵守などに関する考慮漏れを防ぎ、安定したシステム稼働を実現します
  • 知見の共有: システム設計に関する体系的な知識を共有することで、チーム内・組織内での知見の共有を促進し、成長サイクルを回していきます

答えを提供するのではなく、考えるための土台を提供する

本ガイドラインは、設計上の "答え" を提供するためではなく、考えるための土台を提供する目的で作成されています。記載内容に必ず従うことは求めておらず、プロダクト固有の背景や要件に対して相容れない部分があれば、上書きして利用することを想定しています。そのために、設計案を複数の観点で評価するとともに、推奨案の選定理由をなるべく明記するようにしています。

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