AWS設計ガイドライン
AWS Design Guidelines
技術選定におけるクラウドファーストは標準となって久しく、新規開発・システム更改いずれにおいても、クラウド環境利用を検討しないシーンはない。一方、ほぼすべてのシステムがクラウド上に構築される中、毎回フルスクラッチで設計することは非効率的である。設計者は、そのシステムに固有の要件・特性をどう満たすのかの設計に心血を注ぐべきで、例えば、システム間差異が少ないコンポーネントの設計に時間を多く割くべきではない。
本ガイドラインは、設計者が車輪の再発明に陥らず、真に必要な設計に集中できることを目的にまとめられた。具体的には、システム間差異の少ない設計のベストプラクティスを提供することで、設計者が考慮しなければならない作業の多くを肩代わりし、設計品質の向上を支援する。ただし、本ガイドラインは個別のシステム設計を代替するものではなく、あらゆる要件に適合する万能な解決策でもない。あくまで設計者が価値ある設計に注力するための判断材料を提供するツールである。
免責事項
本ガイドラインは、クラウドサービスのうち、AWSが採用されたシステムの設計で活用されることを想定している。また、利用するサービス選定には、できる限りマネージドサービスを利用することで、運用・保守のコストを下げるというポリシーがあるとする。
このガイドラインの作成には多くの方々にご協力いただいた。心より感謝申し上げる。