データガバナンス設計ガイドライン
Data Governance Guidelines
2010年代のビッグデータブームを経て、データレイクやDWHの構築が進んだ。しかし、多くの企業では部門ごとにデータが分断(サイロ化)されているなどの理由で、データは蓄積されているが十分に活用できる状態にない。さらに、昨今のAI技術を活用するためには、データの標準化、品質、メタデータなどの文脈整理を従来以上に求められる。また、無秩序なデータの利用促進は契約違反、セキュリティ・コンプライアンス上のリスクを生む懸念がある。
データガバナンスの役割は、攻め(価値創出)と守り(統制)を両立させ、データが継続的に価値を生み出す資産へ変えることにある。
本ガイドラインは、フューチャーが手掛ける多様なプロジェクトにおいて、よく議論になる論点を整理したものである。企業の競争優位を生み出すデータガバナンスの設計と実行を支援する指針として、役立つ部分があれば幸いである。
免責事項
本ガイドラインは、読者がデータガバナンスの全体像を体系的に理解できるよう、物理的な章立てはフラットに記載しつつも、論理的には4つのグループで構成されている。
全体像と各章の論理的なマッピングは以下の通りである。
このアーキテクチャガイドラインの作成には多くの方々にご協力いただいた。心より感謝申し上げる。