I/F設計ガイドライン
I/F Design Guidelines
I/Fとはインタフェースの略で、ここではシステム間のデータ連携における、システムインタフェースを指すとする。独立して稼働するシステム同士では、データ連携することで様々な処理を行う。例えば、基幹システム同士の連携では販売管理システムで入力された受注情報を、在庫管理システムや生産管理システムに連携することで、それぞれの業務を自動化できる。データ連携する先は必ずしも自社で運営するシステムにとどまらず、SaaSである場合もあれば、他社システムである場合もある。
本ガイドラインは、こうしたシステム間のデータ連携するためのI/F設計を説明する。システムI/Fにより、システムを外側から見た振る舞いを定義でき、またシステムあいだの依存関係(結合度)も変わってくる。適切なシステムI/Fを設計することで、システムの外部環境への変化に柔軟に対応し、システムの保守運用を最適化できる。

免責事項
本ガイドラインはシステム間のI/F全般を対象とし、以下の領域を含む。
逆に、以下の領域は含まない。
採用技術やシステム構成は以下を想定している。
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| I/F | インタフェースの略。本ガイドラインでは特に明記しない限り、対向システム向けのインタフェースのことを指す |
| 対向システム | 自システムから見て、データ連携先(元)のシステムのこと |
| データ連携 | 他システムに自システムのデータを共有すること。ファイル・Web APIなどフォーマット、プロトコルにも依存しない、抽象化された概念であるとする |
| ファイル連携 | データ連携のうち、オブジェクトストレージ上などのファイルを共有することで行うこと |
| 配信 | データ連携のうち、データを提供する側。送信とも言う |
| 集信 | データ連携のうち、データを利用する側。受信とも言う |
| データ鮮度 | 連携先のデータをどれだけ速く、新しい状態で利用できるかのリアルタイム性のこと |
このアーキテクチャガイドラインの作成には多くの方々にご協力いただいた。心より感謝申し上げる。