こんにちは、Future株式会社、IoT/DXユニットの千葉です。
IoT/DXユニットとして、技術展示会「IoT/M2M EXPO 2019」へ初出展してきましたので、当日の様子や展示物、出展の手応えなどを報告します。
そもそもIoT/DXユニットとは
Future株式会社はITコンサルティングを生業としている会社です。
その中で、モビリティやスマートファクトリーなどIoTを中心に扱っているチームが今年からIoT/DXユニットとなりました。今後はIoTに限らず、DX(デジタルトランスフォーメーション)全般を扱っていきます。
ちなみにですが、IoT/DXユニットは2019年1月に名称を変更したばかりの新しい組織です。半ば自称から始まった部分もありましたが、数ヶ月も経ずに社内に広く浸透・認識されています。
Futureはフットワークが軽い企業で、自発的に結成された組織が後々会社に公認された実績がいくつもあり、こういうところが面白いところだなと思っています。
何を出展したのか
今回のIoT/M2M展は、グループ会社のYDCさんと共同出展しました。
YDCさんは製造現場のデータ活用を支えるプロダクト「YDC SONAR®」を出展しました。
さてFutureですが、本業がITコンサルティングのため特定の自社プロダクトを持ちません。そこで私たちは、サービスのコンセプトや考え方、それに基づき実施してきた事例を、IoTコンサルティングサービス「Future IoT」として展示しました。
コンセプトは「 トータルデザイン 」です。
「世の中に優れた技術が揃っていることを再確認するだけのPoCや、導入して満足し現場を変えない個別最適のIoTは終わりにして、地に足をつけた、全体最適の観点から経営と現場を変えるIoT導入をしましょう」というメッセージを、経営に近い層をターゲットとして発信してきました。
以下は実際に掲示したポスターです。
我々が目指すべき世界観を表現しており、データ活用の範囲を社内に留まらせず、社外、ひいては業界を超えて活用することで、より大きなシナジーを生む社会を表現しています。
以下の3枚は、Futureで扱ってきた案件の事例紹介です。内容は事情により抽象的になっていますが、これまで取り組んできた案件の考え方や概念、顧客の目指すべき状態を表現しています。
当日の様子は…
無事、盛況で終えることができました! !
名だたる企業の経営戦略室室長やICT推進部部長、代表取締役など、ターゲットとしていた経営に近い層の方にも多く来場していただき、
「最新のIoT機器を導入してみたが現場が使いこなせず、結局既存の機器を使い続けてしまっている」
「上からIoT導入を指示されているが、どこから手をつけていいのかわからない」
「多くの業態のグループ会社を抱えているが、横の連携が取れていないためにシナジーを発揮できていない」
などなど多くの相談をいただきました!
現在、新規案件へ繋げるべく各企業様と個別にやり取りさせていただいております。
正直出展前は、プロダクトがなく他企業より派手さで見劣りするために不安に思う部分もありましたが、当日には多くの方に来場いただくことができました。今回のイベントで、私たちが発信したメッセージ、提供できる価値は世の中から需要があり、高い訴求力を持つことを再確認できました。
また技術展示会の場は、さまざまな業態の方と交流できる、新規案件へ繋げられる、最新技術の情報収集ができるなど多くのメリットがあるため、今後も精力的に出展していきたいと思います!
最後に
FutureではIoTに留まらず、AI EXPOやOSSサミットなど多方面へ出展しております!
ご興味のある方は以下Qiita Jobsもご覧ください!