Future Tech Blog
フューチャー開発者ブログ

AI EXPO2019に参加しました!


はじめに

こんにちは。Strategic AI Groupの田中駿です。

Strategic AI Groupは、4/3~5に東京ビッグサイトで開催されたAI・人工知能EXPOに出展を行いました。
今年の来場者数は3日間合計で48,739人!ととても大規模な展示会です。

初めてのAI EXPO出展でしたが、3,500枚用意していたチラシもすべて無くなり、追加で印刷しに走るくらい、多くのお客様に来訪いただきました!
このブログではその展示内容について紹介していきます。

▲ ブースはこんなでした ▲ 大盛況なようす

展示内容

おもに次の3つの展示を行いました。それぞれ説明します。

  1. パーソナルAIメイクアドバイザー
  2. スポーツAI
  3. 本人確認AI

1. パーソナルAIメイクアドバイザー

パーソナルAIメイクアドバイザーは、お客様がその日のなりたい印象に合わせたメイクを楽しむためのサポートツールとして、化粧品メーカーのオルビス様と共同開発したサービスです。

顔写真を撮影するだけで、四季をイメージした4カテゴリでパーソナルカラーを判定(パーソナルカラー診断)、顔のパーツや比率の分析のフェイスプロポーション診断と組み合わせて似合う色や目的に合った商品を提案します。

「パーソナルカラー診断」と「フェイスプロポーション診断」のそれぞれの機能について紹介します。

パーソナルカラー診断

「パーソナルカラー診断」とは、ユーザーに似合う色を推薦するもので、通常はプロのカラースタイリストが色のついた布をユーザーの顔に当て、肌の色味などを確認して診断しています。

フューチャーでは、このパーソナルカラー診断のAI化に挑戦、”プロが過去に診断したパーソナルカラー” と”顔写真”の大量のデータを用いて機械学習を行いました。
結果として、プロのカラースタイリストと比べても遜色ないレベルでパーソナルカラーを判定できるまでに至りました1。
(
1: 画質が低い場合や不明瞭な場合を除く。)

フェイスプロポーション診断

「フェイスプロポーション診断」は、顔のパーツの特徴や、配置のバランスから、ユーザーの顔を「子供顔、大人顔」、「直線的・切れ長目・曲線的・柔らかい」といったプロポーションの分類するものです。

顔写真のデータから顔のパーツの座標を検知、それぞれの距離や大きさ、比率などから、プロポーション診断を行っています。

次のようにユーザーの顔がどのようなフェイスプロポーションに分類されるか確認でき、パーソナルカラー診断の結果と合わせて、ユーザーに似合うメイク方法等を提案します。

ORBISアプリは、以下のURLからダウンロード可能です。
みなさんもぜひパーソナルAIメイクアドバイザーを使ってみて下さい!

https://www.orbis.co.jp/contents/app/personal_color/

2. スポーツAI

スポーツAIの展示では、投球フォーム分析のデモ展示を行いました。
本研究は、鹿屋体育大学という日本で唯一の国立体育大学との共同研究となっています。

野球選手がピッチングの練習を行う際、調子の良い時と悪い時を比較し、投げ方の修正をしたいというニーズがあります。
しかし、単純に調子の良い時と悪い時でそれぞれ動画を撮影し重ね合わせて見ても、投球の動作に要する時間は徐々にずれていくため、選手自身が確認したいポイントでの比較がしづらいという課題があります。

そのため、フューチャーでは投球モーションの動画に対して、自動でチャプターに分割し(構え、膝抱え、テイクバック等)、チャプター毎に同期させることで、モーションの差異を可視化する技術を開発しています。

3. 本人確認AI

銀行口座の開設を行う際、申請を行っている人が本人なのかを確認する作業、「本人確認」が必要になります。
この本人確認の作業には時間を要し、結果として口座開設率の低下や投資モチベーションの低下などの機会損失が発生してしまう恐れがあります。

本人確認作業に要する人的コストを削減するべく、フューチャーでは本人確認AIを研究開発しています。
この本人確認AIには「なりすまし判定」と「顔照合」の2つの機能が含まれており、例えば他人の顔写真を印刷することによるなりすまし(プリントアタック)への対応や、眼鏡を付けたままでの本人確認などを実現しています。

さいごに

Strategic AI Groupでは、この記事で紹介した内容以外にも、金融機関における融資審査の自動化や、カスタマーボイスの分析技術、食品等の需要予測などなど、多彩なドメインにおいてAI・機械学習技術を活用しています。

また、言語処理、画像処理、データ分析等に興味のあるエンジニアの方も募集していますので、
EXPO展示の内容や人材募集に関して詳しく知りたい方はこちら(future-ai@future.co.jp)まで気軽にご連絡ください!

▲ AI EXPO終了後に集合写真