はじめに
今回、 Certified Kubernetes Administrator
に合格したので、その際の体験を記載しておきます。
受験場所 | 自宅 |
受験時期 | 2021年2月 |
費用 | $300 |
試験時間 | 2時間 |
問題数 | 17問 |
合格ライン | 66% |
CKAとは
CKAとはCertified Kubernetes Administratorの略で、Kubernetes管理者の責任を遂行するスキル、知識、および能力をCKAが備えていることを保証する資格です。
https://training.linuxfoundation.org/ja/certification/certified-kubernetes-administrator-cka/
勉強記録
CKA対策前の状態
- Kubernetesは業務で少々運用経験あり。💪
- 前職ではマネージドではなくkubeadmを使って手動構築したものとかを使っていました。
- 現職ではGKEを使っています。
CKAに向けた勉強内容
- UdemyのCKA対策コースに含まれている模擬試験(3パターン)を2周しました。
試験を終えて
事前に準備していたこと・準備しておいたほうがいいと思うこと
試験対策はされると思うので、それ以外のことを書きます。
自室の片付け(自宅で受験する場合)
試験前にWebカメラで部屋の色々なところを見せるよう指示されます。机の下まで見られます。
机の上におけるものはPCと飲み物だけ、机の周辺には不正行為につながる物は置けないので、自室で受験される場合は片付けておかないと当日が辛いです。
ブラウザの用意
Google Chromeを使いますが、普段使いのブックマークや履歴が邪魔なのでCKA受験用の別プロファイルを作っていました。
試験中でもkubernetes.ioは見ることができるので、ブックマークバーに置いておくとすぐに開けます。その他、便利なブックマーク集も見かけたので置いておきましたが、正直なところ検索したほうが早かったのでこちらはあまり役に立ちませんでした。😥
4Kモニタ or デュアルモニタ
公式の説明にもある通り試験問題が表示されているタブとkubernetes.ioのタブを開けますが、ちゃんと別ウィンドウとして置いておけます。それぞれのタブを横に並べて置いて受験すると捗ります。👍
しっかり寝る
問題毎に頻繁にcontextを切り替えます。注意力が落ちた状態でcontextの切り替えを間違えて取り返しのつかない操作をしてしまうと悲しいことになるので一夜漬けは避けたほうがいいです。
試験自体について
Udemyの模擬試験をスムーズに正解できれば問題なく合格できると思います。後の問題に進むほど難易度が下がっていったので、少し考えてわからない場合は早めに後回しにして先に進んだほうがいいのではないでしょうか。
時間配分的には、90分で全部解いて、10分使って見直し、20分余るくらいでした(時間は正確な残り時間が表示されるのではなく、プログレスバーのみが表示されていたので大雑把なものです)。
合格通知
試験終了から36時間以内に通知が来ます。私の場合は34時間経過した頃にメールが来ました。
学べたこと
- Kubernets運用に関する基本的な知識👨🎓
- kubectlの使い倒し方💁♂️
良かったこと
- Kubernetesに関して自身の力を対外的に証明できるものができた。💪
- CKSを受験できるようになった。👊
さいごに
難易度はそれほど高くないというのが正直な感想でした。
1度不合格になっても無料でもう1度受験できるので、気になったら腕試しに受験するのもいいかと思います。