フューチャー技術ブログ

リモートワーク環境を全力で整備してみた

TIGの伊藤真彦です。夏の自由研究ブログ連載2021の6記事目です。

私事ですがお引っ越しをしました、0からプログラミングしたいネタがない事もないのですが引っ越しに体力が奪われたので今年は断念します。素直に日頃やった事をネタにしていきます。

0からの環境構築

今回のネタはタイトルの通りです、リモートワーク環境を整えてたレポートをしつつおすすめアイテムを紹介していきます。

気を抜くと生活感あふれる何かがカメラに写り込む生活とはこれでオサラバ。というわけで、まずはまっさらな部屋を用意します、部屋.new()です。

空っぽの部屋

6畳の素朴な部屋ですが、今回ここは仕事部屋オンリーに使います、生活感のある要素はこの部屋からは極力排除します。

部屋の印象は床で決まる

通勤が仕事モードに入る準備期間となっていたため、気持ちの切り替えができないという意見をよく聞きます。

私は比較的大丈夫なタイプですが、確かに仕事をする空間らしい場所で仕事をした方が気分が良いですよね。そこで、部屋全体にタイルマットを敷きました。

そこからか、という感じですが気合を入れてみました。

床タイル

これを5セット購入しました、見えないところに端材を敷き詰めてギリギリセーフという結果になりました。

全て綺麗に仕上げたい方は余裕を持って一畳1セットくらいの感じで買うと良いでしょう。部屋から職場感が漂ってきました、下手すると自宅なのに心が休まらない仕上がりです。

職場感がある部屋

さらに本気を出すと大理石やモルタル風のパネルを設置してオシャレ感を高める事ができますが、一枚1kgという重量感に危険を感じたため諦めました、引っ越す時50kg以上の大荷物になります。今住んでいる場所に5年10年と住む予定の人にはオススメです。紹介したタイルマットは安価、軽量ながらすぐに使えなくなるような不安を感じない、絶妙なスペックでした。

PCデスクを配置する

デスクと椅子が整っていないと腰を痛める原因になります、とても大事な要素です。引越しついでにPCデスクを新調しました。

デスクはBauhutte (バウヒュッテ)に統一しました、これはゲーミングデスクのブランドです。もう少し大人なコンセプトのデスクも探したのですが、サイズに余裕がありつつキーボードスライダーがデフォルトでついているデスクを求めて悩み抜いた結果、このブランドに落ち着きました。

昇降式 スタンディングデスク (幅100cm×奥行45cm)をチョイス。スタンディングデスクですが、狙いはキーボードスライダーなので高さを上げる日は来ないと思われます。

サイドデスクデスクサイドラックも統一してオシャレ感アップです。

後述しますが設備の都合上私にはサイドデスクをL字に配置する必要があります。デスクマットも忘れずに、Bauhutteからもマットは販売されていますが、ここだけブランド統一せずにケチってしまいました…

これらを組み立てて準備完了です。

家具が置かれた部屋

椅子は予算があればアーロンチェアあたりをいつの日か購入したいところですが、メッシュチェアで検索すると2万円以下でも良さげなものが出てきます。

デスクにアイテムを配置する

デスクを用意したらPC、ディスプレイをセッティングしていきます。ディスプレイは迫力の43インチです。

4K 43インチのPCディスプレイ

27~33インチを買うのが賢い選択ですが、ブランドに拘らなければ同じ値段で43インチまでサイズアップできることに気がついてしまったのが運の尽きです、誘惑に勝てなかった。これによりデスクの横幅いっぱいまでディスプレイが伸びるため、サイドデスクにノートPCを配置しています。

私は常にチャットツールを表示していたいタイプなのですが、画面がどれ程大きくても、チャット表示用に2画面あった方が画面を有効活用できます。引っ越す前はデスクの端に無理やり置いたノートPC本体の画面を利用していましたが、43インチモニタの登場により引退した27インチモニタをサブモニタとして配置しました。

最初は27インチ2画面を夢見ていたのですが、やり過ぎました。

43インチのPCディスプレイが置かれたデスク

さて快適なリモートワークには会議の音質を整えることが大切ですね。
私はスピーカーにADAM AUDIO ( アダムオーディオ ) / A5Xを使用しています。

スピーカー

ほとんどの人がピンとこないチョイスだと思いますが、私の趣味が大いに反映されています。音楽が好きなので、部屋にモニタースピーカーがある生活に夢を感じます。

同じスピーカーを私物PCでも仕事PCでも、さらにはAlexaでも鳴らしたい、という要望があり、ステレオミキサーを導入しました。

ステレオミキサー

構造上ケーブルにもこだわる程のオーディオマニア向けではないですが、コンパクトで電源不要なのは大きな魅力です。

Alexaは以前登壇レポート記事に書いたとおり、会議をすっぽかさないためのリマインダーとして使っています。スマートプラグを買って節電するような使い方もしています。

スマートプラグ

スピーカー鳴らすのは憚られる、という方はヘッドホン、イヤホンに投資してみるのはいかがでしょうか。
私はAKG K872を愛用しています。

ヘッドホン

開放型ヘッドホンの高級機は音漏れでは済まないレベルで外部に音が漏れますが、これは密閉型なので比較的音漏れを気にする必要がありません。趣味なのでこの辺の感覚は参考にならないと思います。

マイクも整えています、この流れだと誤解を産みそうですが、ケーブルがUSBになっておりでPCに直接させる、万人におすすめのアイテムです。

マイク

特にMACの場合ノートPC付属のマイクでも充分な品質で、際立った音質向上は案外感じられないのですが、マイクの指向性が強いことでキーボードのタイプ音が比較的拾われなくなるメリットがあります。

忘れてはいけないHHKB、キーボードはこだわり出すとキリがないですね、今回の連載でも最高の持ち歩きキーボード考という記事がありました。

キーボード

私は最初にこの人すごいなと尊敬した先輩エンジニアがHHKBユーザーだったという憧れもあってHHKBを愛用しています。

新型のHHKB Professional HYBRIDが出たので、欲しい気持ちがとてもあるのですが、まだ我慢しています。マウスはELECOMです、まだ沼には沈んでいないです。

私物PCを使う際にキーボードとマウスをいちいち接続し直すのが面倒だな、と感じていたのですが、切り替えスイッチ付きUSBハブがありました。

切り替えスイッチ付きUSBハブ

これをデスク裏に貼り付けて利用しています。

これらをなるべく配線がごちゃつかないように整えていきました。ケーブル結束バンドで整理し、ケーブルクリップでデスク裏面に隠すように固定します。

ケーブル結束バンド

設備の都合上人並み以上にケーブルがありますが、床がごちゃつくような事態は回避できました。

仕上げにLEDテープによる間接照明を設置します。結局ゲーミング感を出してしまいました。

LEDテープで照明されたデスク

見ての通り趣味の色が大幅に出ているので、真面目な仕事一色というわけではありません、同じデスクで私物PCも触れば映画も見てゲームもします。

いずれにせよ会社では実現できないレベルの環境が整いました。

まとめ

下記のアイテムを紹介しました。

元々持っていたものや買ってないものも含みますが、合計金額のことは考えたくないですね。

みなさんもワクワクするお仕事環境を整えてみませんか