はじめに
こんにちは。技術ブログ運営の真野です。
この度、フューチャー技術ブログから派生して、Future Tech Cast という名前でポッドキャストを始めましたのでご報告です。
▼Future Tech Cast
https://anchor.fm/futuretechcast
ポッドキャストとは
インターネット上で音声や動画のデータファイルを公開する方法の1つであり、オーディオやビデオでのウェブログ(ブログ)として位置付けられている。インターネットラジオ・インターネットテレビの一種である
https://ja.wikipedia.org/wiki/ポッドキャスト
ポッドキャストはWikipediaにも載っている通り、テーマに基づいた対談などをインターネットで公開(ブロードキャスト)するところに由来しているそうです。定義としては動画を配信することもあるかと思いますが、Future Tech Castでは直近は音声のみを公開していこうと考えています。言ってしまえばラジオを録音したものを公開するイメージです。
なんとなくiPodやiPhoneなどのモバイルデバイスで聞くイメージがありますが、そういった縛りはなくPCでも聞くこともできます。
なんで始めたのか
理由の背景に技術ブログの運営が2名に増えて安定稼働してきて次の刺激が欲しかったということもありますが、様々な要因からリモートワークが推進される時代に、より適合して有益な情報をお届けしたいがありました。
フューチャーは以前からリアルイベントを多く開催しており、そこでフューチャー社員と話せて楽しかったといってくれる方も多くいました。現在ではリアルイベントを開催することが難しくなってきており、ウェビナーなどに移行しています。これはこれでピンチをチャンスに変えようという挑戦だと思います。すでにConpass上でも多くのイベントを開催していることがわかります。
一方、技術ブログは元からWebベースの配信だったこともあり特に新しい取り組みは行えていませんでした。上記のようなリモート勉強会の開催もやりたいと思っています。それとは別に技術ブログのストック型であるという良さを活かしつつ、もう一歩進んでポッドキャストという形で少しでも情報発信ができれば良いなと考えています。収録を通してだれかに情報を伝えるということの大切さやテクニックを社員が学べるのも、1億総配信時代の世の中にあって面白いんじゃないでしょうか。テックキャストの影響で私もちょっと良いコンデンサマイクを買ってしまい、けれど顧客から思いもよらず高評価をもらいました。
また、昨今の情勢でリモートワークが増えてきましたこともあり(実際フューチャーだとほとんどがリモートワークです)、ポッドキャストなどの音声をBGMとして仕事をしている人が増えていると聞きました。そういったニーズを少しでも拾えればなと思っています。
Future Tech Castの名前について
フューチャーのオウンメディアとしては採用チームが運営する未来報がありますが、技術ブログ側は特に名前を付けておらず、そのままフューチャー技術ブログと名乗っています。
ポッドキャストするときのチャネル名も、フューチャーFMやフューチャンネルなど色々案が出ましたが、技術ブログ側がFuture Tech Blogと呼ばれるのと対比しやすいこともあり、Future Tech Castを名前にしました。発案者は伊藤太斉さんです。
広義ではポッドキャストもブログの一種だと思いますが、内部ではテキストの方を「技術ブログ」、音声配信の方を「テックキャスト」と呼んで使い分けています。
どういった内容を話すのか
技術軸での対談をテーマに配信します。フューチャー社内で用いられている技術は様々ですので、レギュラーを固定して話すのは不可能です。そのため、ホスト役(1名)とゲスト役(1,2名)で、ホスト役がゲスト役に対して「最近のIoT領域で変化していることは何ですか?」といった質問を投げかけ、ゲスト側の考えていることを引き出すスタイルで回そうと考えています。ホスト役もゲスト役もある程度固定化はするかと思いますが、適時入れ替えていきます。
初回は しゃべくりフューチャー というGoogle Meet(Zoom)でのトーク配信で実績多数な村田さんをパーソナリティに、書籍やOSSやカンファレンス登壇などアウトプットが多彩な澁川さんをゲストとしてお招きして、楽しい技術トークに花を咲かせました。
その他として、技術ブログの記事のサマリを数分分で要約したポッドキャストをまず聞いて、良さそうであれば本文を読むという人もいる(!!!)と聞きました。こうした様々な要望にも対応していく必要があるなと感じています。全ての技術ブログのポッドキャストを収録するのは大変なので、評判が良かった記事の著者に月何人かにサマリヤ書いた背景についてインタビューするといった形式を考えています。
ブログからテックキャストに興味を持ってもらったりその逆であったり、相互補完な関係を気づければ良いなと思います。
第1回目の紹介
記念すべき第1回目です。ゲスト澁川さん、パーソナリティ村田さんでお届けします。
https://anchor.fm/futuretechcast/episodes/Real-World-HTTP-eme2hg
以下のテーマです。大体35分程度ですが、それぞれのテーマに依存はないのでざっと気になるところを見てもらえればです。
- ITコンサルが実装することの意義(4:00)
- SIerとITコンサル(6:55)
- BtoBとBtoCの違い(8:30)
- 技術の選び方の違い(10:35)
- 社内フレームワークの話(14:45)
- エンプラでの技術選定における堅さについて(16:30)
- プロジェクトの長さ(18:25)
- 澁川さんの技術セット(19:45)
- デスクトップGUIがWebに近づくとは? (21:50)
- Go言語(27:45)
- 技術の学び方(30:15)
- 技術はどこから学べば良いのか(35:55)
配信時間
大体の目安を45分程度として作成していきます。ポッドキャストという性質上、おそらく1.N倍速などで聞かれる方も多いと思いますので、昼休みにさらっと聞ける量にしたいと思っています。これは運用していく中で調整していこうと考えています。
また、技術ブログに投稿された記事の内容サマリが欲しいという要望には、5分程での収録を想定しています。
公開頻度
月1,2回を想定しています。あまり数が多いと録音や編集やレビューが大変じゃない? ということからです。
面白いネタがあればもっと頻度を上げていくことも考えていますので、SNSなどでフィードバックいただけると助かります。ドンドン社内の有益なネタは公開していければと考えています。
利用媒体
現在はPodcast 配信アプリAnchor を利用しています。利用してみてWeb上である程度収録内容の編集が行えるなど使い勝手が良かったからです。Podcast settings でページの説明文などを編集すると反映が遅い時があり、そこは少し操作性にクセがあるなと思っています。
収録について
昨今の情勢だと対面で収録は難しいので、リモートで収録する必要があります。てっとり早くZoomの録音機能を用いて収録しています。
機材について
人それぞれなのでなんともですが、私はコンデンサーマイクを購入しました。音楽配信ではないので重厚な機材は不要かと思いますが、マイクだけはPC備え付けではないものを購入する人が多い気がします。
音声の編集
録音した生の音声データに対して、
- 無駄な間をカット(余分な会話の間などを削除。削ると1割くらい短くなるようです)
- ジングル・パーソナリティ・ゲストの音量バランス調整
といった、かなり細かな調整を行っています。1は村田さんがZoomで収録後にiMovieで音声のみ抽出&全編聞きながらノイズだったり要らない部分をカットして対応。2に関してはジングルを作ってくれた伊藤さんが、CUBASEという作曲編曲で使うツールを用いて対応していただきました。
パーソナリティの準備や収録の進め方のコツは、もっと回数を重ねてナレッジが溜まりましたら共有していこうと思います。
ジングル
入社半年で技術ブログに8記事を書いたり、2020年秋にVue.jsのアプリケーションを作るなら、押さえておきたい5つのポイントでバズらせたりと、質量ともにアウトプットがすごい伊藤雅彦さんにジングル 1を作ってもらいました。この記事といい、みんな多芸ですごい。
さいごに
みなさまのお役に立てるような有益な情報をドンドン発信していきたいと思っています。
ブログ以外でも皆さまに会えることを楽しみにしています。今後は技術ブログ・ポッドキャスト共々、よろしくおねがいします。
社内の皆様、ポッドキャスト配信者、パーソナリティ、運営してくれる方を募集しています。気軽に真野・伊藤太斉までDMください。
- 1.ジングル(jingle)とは、ラジオ番組などで開始や終了などに挿入される短い音楽などの総称です。 ↩