フューチャー技術ブログ

AWS Certified Solutions Architect - Professional合格体験記

TIGの伊藤真彦です。

先日AWS Certified Solutions Architect - Professionalを受験し合格できました。

合格までの学習方法を共有します。

aws certified solutions architect icon

AWS Certified Solutions Architect - Professionalとは

AWSには資格試験が11種類存在します(AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識が2021年3月をもって終了したため11種類になりました)

その中でもシステムのアーキテクチャ選定、ベストプラクティスの設計に関わる試験がソリューションアーキテクトです。

ソリューションアーキテクトにはアソシエイト資格とプロフェッショナル資格があり、プロフェッショナルは上位の資格にあたります。

公式ページはこちらです。

上位資格だけあって、問題文の意味を理解する事すら苦労するようなレベルの問題が多く集まっています。

合格までの道筋

試験ガイドに従いホワイトペーパーを読み進めていくのが正攻法ですが、私は有料コンテンツをひたすら購入して消化していく方針で勉強しました。

残念ながら試験には一度落ちてしまいました、心が折れかけましたが、どうにか信用できる教材を捜索し、再チャレンジする自信を取り戻すことができました。

以降はコンテンツのレビューになります。

書籍AWS認定ソリューションアーキテクト‐プロフェッショナル

リックテレコムから書籍が出ています。

プロフェッショナル資格では執筆時点での唯一の書籍での教材です。

教材の内容は、2020年発売で最新の情報もしっかりカバーされています。本の内容は素晴らしいものでした。

しかし、試験の難易度が圧倒的に高く、また出題範囲が広いため、後述のUdemyの教材と巻末の問題集だけを丸暗記して臨んだ結果落ちてしまいました。

今思えば各章の内容を隅々まで丸暗記すればこれ一冊で合格できたかもしれません。

Udemy教材

資格試験の問題集を学習サイトのUdemyで購入することが可能です。

こちらの問題集が最も高評価です。

英語版ですがブラウザで翻訳しながら利用すれば英語が読めない方でも概ね差し支えなく利用できます。

こちらも問題の質は決して悪くないのですが、全てを90%以上解けるようになるまで覚えても落ちました。

問題の難易度が高いため、大まかなキーワードだけ丸暗記するようなレベル感では合格できません。

細かい言い回しが変わっても根拠をもって正解を選べるようしっかりインプットすることが重要です。

学習サイト aws.koiwaclub.com

AWS WEB問題集で学習しようというタイトルのページです。

前述の通り試験に落ちた私は藁にも縋る思いでこのサイトの有料会員になりました。

問題のコンテンツはとても質の高いものでした、7問ずつ繰り返して覚えていくスタイルの勉強法で覚えていく形になります。

最終的に正答率がユーザーランキング30位くらいになるまで繰り返しました。

元々750点のボーダーラインに対し680点までは取れていたのですが、詰めの甘い部分をこのサイトで補う事で合格できました。最終的なスコアは840点でした。

3つの教材比較

いずれの教材も質が高く、とにかく圧倒的な試験の難易度に敗北する印象でした。

3つの教材にそれぞれほぼ完全に一致している問題がいくつか載っていて、そのまま本番に出る程度には信頼できる品質です。

本当に100%頭に詰めることができればいずれか一つのコンテンツで合格することができると思います。

合格した今振り返ると書籍とaws.koiwaclub.comだけで良かったかなと感じています。

今なら落ちても安心

2021年5月1日から2021年7月31日まで、オンラインでの受験で、一回落ちても無料で再受験できるキャンペーンが実施されています。

詳しくは公式ページをご確認ください。

まず本を買って受験してみて、落ちたらaws.koiwaclub.comに登録してリベンジするといった流れで安心して受験できます。この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

なおオンライン受験では不正対策のため、カメラで部屋の様子を一通り試験監督の方に確認していただく必要があります、動かしやすい外付けのWebカメラがある状態での受験をお勧めします。

あと部屋を綺麗にしてから受験しましょう(自戒)。