TIGの伊藤真彦です。先日社内の同じチームの加藤さんに誘っていただき、チームメンバーと4人でAWS GameDay Inlineに参加させていただきました。今回は参加レポートを書きます。
AWS GameDay Onlineとは
日本語の情報としてはAWS公式ブログがわかりやすいでしょうか。
GameDayは座学や手順書ベースのハンズオンワークショップではなく、お題に沿って手順書無しで自分で考えながらシステムを構築し、障害(カオス)に対処することで、知識の定着率を高めるコンテスト要素も含んだ実戦形式のトレーニングです。
の記載の通り、特定のテーマに則ったものではなく様々な形式のワークショップを架空の事業を運営するというシナリオで経験し、また競い合うイベントです。
2020年の第1回、2021年の第2回はUnicorn.Rental社という、その名の通りユニコーンレンタル市場のスタートアップ企業に参画し、様々なシステムを構築し、安定稼働、高収益を目指すというシナリオで開催されました。
サポートはされるものの、基本的には簡単なREADMEを読んで何をするべきかを理解し、作業を自主的に行う必要があるため参加障壁は若干高めですが、一般的なハンズオン複数回分の経験値を一日で獲得できるというお得なイベントになっています。
学べる事
ChromeもしくはFirefoxの最新版がインストールされたPCだけあれば特別な設備は不要です。
基本的にはAWSマネジメントコンソールを用いたシステム構築のノウハウを学ぶことができます、sshでのアクセスも可能でした。
次回以降も公平にイベントを運営いただくため、詳細に語ることはできませんが基礎的なWebページのデプロイからIoT機器を用いたシステムまで幅広く学ぶことができます。
スムーズに進めることができれば、0からのシステム構築や簡易的なツールの開発を複数回経験できることになります。
2021年現在では1チーム4人で行います、AWSにある程度慣れている経験者最低1名と若手メンバーの構成で参加できると学びになるかなと思います。
当日の役割分担など作戦立ては自主性に任せられるので、勉強しつつ、勝ちを狙いつつといったバランス感覚はとても悩ましい所でした。
もっと詳しい情報
あまり詳しい情報を出すとネタバレになるため控えさせていただいています。ぜひ次回の AWS GameDayが開催された際は皆様ご参加してみてください!
感想
結果発表にある通り今回は入賞できず、悔しい結果となってしまいましたが、学習できる経験値の量としては大きな満足感を得ることができました。
AWSのすべてのシステムを把握しきることは難しく、この日に初めて触れるようなサービスもありました。
それらを有識者のサポート無しで動かすのは難しい所もありましたが、メンバー4人とも良い経験になったと感じています。
また来年も参加したいと思います。