こんにちは。TIGの伊藤太斉です。
今回は、受験から日が空いてしまいましたが、2022/2/4にGoogle CloudのProfessional Cloud Architectの再認定に合格したので、前回受験からの差分や受験にあたっての勉強について書いていきます。
以前の記事
技術ブログでは以前に合格体験記をいくつか出しているので、そちらも是非みていただければと思います。
- Associate Cloud Engineer
- Professional Cloud Architect ※今回はこちらの再認定記事になります
- Professional Data Engineer
- Professional Network Engineer
試験について
有効期限が迫ってくると、メールで再認定を受ける旨が送られてきます。メールには受験時に半額になるクーポンコードがあるので、申し込み時にはしっかり利用しましょう。
その上で、試験概要は
- 試験時間: 2 時間
- 登録料: 200 米ドル -> 100 米ドル(クーポンコード利用時)
- 言語: 英語、日本語
- 受験方法: テストセンターもしくは自宅での遠隔監視のオンライン試験
試験前の勉強
試験準備自体は2週間前くらいから、大体1日30分くらいで以下の内容をやっていました。
公式の模擬試験
何はともあれ、公式の模擬試験(Google Forms形式)を受験し、自分自身の分野の理解度を確認しました。また、2年前に比べて内容も変わっているので、その意味も込めて一度は試した方が良いと感じました。
新しいサービスの学習
公式の模擬試験をもとに、新しいサービスへの理解が足りないと感じたので、以下の2つを特に重点的に勉強しました。
- Identity Aware Proxy
- IAPの設定について
- ゼロトラストな考え方のもと、どのようにサービスを組み合わせるか
- VPC Service Controls
- 境界内部のサービスへのアクセスの仕方
- 境界面の適切な作り方
これらは私が最初に受験した時(2020/2)時点では試験には取り入れられていなかったのですが、初回受験後にどちらも実際に触ったことがあったので、そこまで大きな負担にはならなかったです。
書籍
PCAの受験には誰もが重宝するGoogle Cloud Platform エンタープライズ設計ガイドを読み返していました。とはいえ、この書籍も現在の試験範囲を全てカバーは出来ないので、普遍的な部分のみを再確認といった感じで見返す程度でした。
公式ドキュメント
なんといっても公式ドキュメントを読むのが一番ですね。
前回受験時では、StackDriver xxと呼ばれていた監視系のサービス群がCloud xxと呼び名が変わっていたりすることもあり、特に差分が大きそうだと思っているところをいくつか読みました。
受験
受験当日は、家のきちんと試験仕様にする自信がなかったので、自宅からではなくテストセンターで受験しました。
当日は問題を解いている途中は落ちる感じは全くしなかったものの、油断も出来ない状態でしたが、無事合格し、再認定となりました。
https://googlecloudcertified.credential.net/?name=taisei%20ito
おまけ
再認定であっても、試験合格後のノベルティはもらえるみたいで、一部ですが以下の中から選べるようになっていました。(2022/3月現在)
$100で受験できて、ノベルティまでもらえるのは、もしかしたらノベルティの方が高いのかもしれません。
私は、リュックを選びました。Google Cloudチョットワカルことが背中から知られるようになります。
まとめ
今回はPCAの再認定についてまとめました。
しばらく実務ではGoogle Cloudから離れていたので、それなりの不安はあったものの、定着している部分も大きく、改めて力試しにはなりました。
これから再認定の時期がやってくる方も、安く受けることができるので、是非失効させずに受けてみてはいかがでしょうか?