はじめに
FutureCon2022 を開催します | フューチャー技術ブログ の記事で報告した通り、2022/7/18 海の日 にFutureConというテックカンファレンスを開催しました。
主要な運営メンバーは運営もしつつ登壇者でもあるので(私もHow to become a Software Architecture アーキテクティング入門で発表しました)、両方の視点から振り返りました。隠すことでも無いので(とは言え別に公開する必要もないですが、インターネット上にあると後で探すのが楽なので)、振り返り内容を共有します。
開催で良かったこと
企画全体
- 何よりもちゃんと開催まで持っていけたことが良かった
- おそらくフューチャー史上初のカンファレンス
- 3レーン
- FutureCon という略称
- 最初は、「フューチャーテックカンファレンス」 と名乗ってましたが、それより呼びやすいと思いました
- 第1回はテックオンリーでしたが、ビジネス系が入る余地も残しているのが、将来拡張を匂わせ良かったという声もありました
登壇者
- 登壇者の残存率が高い
- 30名が承諾のうち、仕方ない理由で1名キャンセル、業務都合がつかず1名キャンセルで28名登壇
- 比較的、登壇や外部発表に慣れていて、意識が高い人に声をかけた効果かも知れないです
- 30名が承諾のうち、仕方ない理由で1名キャンセル、業務都合がつかず1名キャンセルで28名登壇
- 登壇者募集のタイミングは良かった
- 1月末から募集開始
- 5ヶ月ほど先なので、登壇者の人も承諾しやすいのかも
- 主に私(真野)がSlack DMをフル活用して声がけしましたが、承諾率も高くて感謝です。本当に良い人が多い会社やで(です)
- 公募について
- 2/14に投げました。公募からは1名応募してくれた人がいました。ありがたい(募集している様子↓。この後DMで声かけもらいました)
組織
- 社内組織のフォローが良かった(手厚かった)
- 運営の有志はたまたまTIGという技術部隊の部署の人でしたが、社内の情シス、HR(人事、採用)、広報、セキュリティチームなどの協力が厚くて、かつ優しくて助かりました
- 後、部署の上長的な人も全員引き止めるわけでもなく、外部発信をしてくれてありがとうございますと逆に感謝されました(普通に会社にとっても社員にとってもポジティブ寄りのことをしていると思っているんですが、それでも素直に褒められると嬉しいですね!)
- ということで、何か新しいことでも障壁なく、ポジティブな会社であることがわかって良かったです
収録
- スプレッドシートに動画の収録予定を、登壇者自身が予約するスタイルは良かった
- それで火がついた感がある
- 最初のページの背景画像を統一する動きは良かった
- 最後のページも統一できると良かったかも
- バーチャル背景
- 正直、あまり見えないのでどっちでも良かったかも
動画配信
- Zoomで撮影したが、動画が軽くて良かった
- 画質もそんなに悪いとは思わなかった
- 予約投稿
- 海の日という休日が開催日だったが、楽だった
- 事前収録という安心感もある
- サムネイルの統一は良かった
- YouTubeで並んでいて一体感がある(下画像)
開催日
- 休日開催の是非
- 結果的に良かったと思うが
- 1日、長くて疲れる
- 特に後半の疲弊感は大きい
- 3日間開催で午前中のみ配信とかの方が嬉しい?
- あるいは、2日開催にするとか
- 3並列は、かっこいいけど追いかける方はけっこう辛い
改善点
- 社内申請、難しい
- 特にYouTube周り、予行演習しないとなんか引っかかりがち
- 音量がバラバラ?
- YouTube予約投稿のカウントダウンがうるさい
- カウントダウンに合わせると、投稿の声が小さくなるのでバランスが難しい
- フューチャーグループ側の人とのコミュニケーションは課題
- メールやり取りが面倒だった
- Slackのシェアチャネルでやり取りすればよかったのでは?
- なるほど!
- Slackのシェアチャネルでやり取りすればよかったのでは?
- メールやり取りが面倒だった
- トラック別に1本の動画にしたい?
- 1本見終わって、次の動画を探すのが面倒(なので中座する人が多かったのでは?)
- golang.tokyo#32の動画の例。各動画の最初に、頭出しが必要かもしれないけど
- 穴埋めの動画編集がやや化しそう。リアル開催だと司会とのやり取りで埋める。紹介する動画も撮影する?
- 登壇資料の運営側からの事前レビュー
- 案外、社員番号を自己紹介に載せちゃう人がいた(機密情報じゃないと思いますが…一応消してもらって再撮影した人も)
- 資料テンプレートミスで、Credentialとフッターに記載していた人もいた
- 注意点はまとめよう
- Zoomで2画面表示していて、撮影が空振った人もいた
- 運営スケジュール
- 登壇者集め終わって満足してしまった
- その後から、Abstract(登壇内容サマリ)を出すまでが空いてしまった
- 気持ち、もう1,2週間早く動けると良かった
- 動画配信方法はもっと早く決めたかった
- AWS ライブストリーミングを使う方法と迷っていた
- 今回、プラクティスが見つかって良かった
- ハッシュタグでつぶやく人が少ない問題
- Twitterで中継する人はもっと増やしたい
- …という運営チームも、当日は満足してしまってTwitter活はしてなかった
- ツイートしてくれた人、ありがとうございました
- connpassに申し込まなくても、動画リンクで見れる
- 別に気にしなくても良いのでは
- connpassはGoogle Calendarとかに登録しやすくする用途
- 登壇者のレベル
- Beginner 初心者向け、Intermediate 中級レベル、Advance 上級レベルの3レベルは良かった
- 山田さんの「Datalakeにおける認証・認可 検討ポイント紹介 by 山田勇一 」は視聴したけど、どう見ても上級だった
- ラストセッションについて
- トラック最後の人のセッションだが、シュッと終わったので、終わった感がなかった
- ハイライト動画を流すとか、終了の挨拶の動画が欲しかった
- パネルディスカッションみたいな、会話のセッションがあってもよい
- せっかく開催するので、既存のお客さんに周知していく、という導線を作ってもよい
- 開催の1カ月前くらいからFutureCon の開催の壁紙を作って日々の業務の顧客ミーティングでアピールしていくとよい
- ビジネス系(ドメインへの切り口など)テーマのセッションを増やしていくのもよい
次回に向けて
- 2023年も開催するかどうかは、2023年の1月に考えましょう(隔年開催くらいな予感)
- 登壇者。半分被りくらいはセーフにしたいですね
- キーノートは、エンジニア組織デザインなどのテーマも持っている宮原さんにお願いしてみたい
まとめ
FutureCon2022 の振り返りを共有しました。
私は普段 Future Tech Night というconnpassで募集しているフューチャーのIT勉強会を運営していますが、関わるメンバーが桁違いに多く、良い経験を得ました。引き続き運営ナレッジを貯め、もっと良い発信ができるように努めていきたいと思います。