とちぎRubyは月に1回の読書会形式で、今月でちょうど200回目とのことで、有給をとって行ってきました。200回ということは16年8ヶ月ほど続いている計算になります。
僕の前々職は栃木の芳賀工業団地にある本田技術研究所でした。当時から趣味で使う第一言語はPythonだったのですが、栃木県にはPythonのコミュニティなどはなく、活発なコミュニティといえばとちぎRubyだったので人付き合いを求めてとちぎRubyに片道2時間ぐらいかけて下道で通っていました。最後に参加したのはホンダを辞める直前の2010年12月でちょうど13年前です。2-3年は通っていたと思うのでほぼ最初の年からは参加していたのかな、というところですかね。
僕が本田労組の職場委員なぞやっていたころの宇都宮市長選挙で争点になっていて、開通したら乗りたい! と思っていたLRTも1区間往復で乗ってきました。かっこいいし快適でした。これで通勤したかったな。
場所はいつもの西那須野公民館です。名札は作り直されたのか新しいですね。
残念ながら、本日はスタート時からのメンバーの半数がお休みということで、読書会は中止になって急遽食事会になってしまいましたが、その分じっくりお話ができました。
200回目ということではありますが、特に特別なことは企画しておらず、いつも通りの読書会の予定だったとのことです。とくにがんばらず、完全に習慣化して「そういえば第一水曜日だから行こう」ぐらい肩肘張らずにやる、また、今読んでいる研鑽Rubyもあと来年1年ぐらいはかかるだろう、みたいに話されていて、あせらずじっくりのんびりというのも良いですね。このあたりがここまで継続している秘訣ですね。思えば、本家Ruby会議に行っても、出張版とかいっていつもの読書会をそのままやるようなコミュニティでした。
発起人の一人の池澤さん(お休みでしたが)も、僕がいたころにはすでに還暦になられて、それから10年以上たつのですが、こういう刺激を定例化するのは自分が高齢になったあとのことを考えると素敵だな、真似したいなと思いますね。
トラディショナルでカラメルソースたっぷりの硬いプリンはとちぎRubyを祝うのに最高の料理でした(みんな車なのでお酒は飲めない)。今回はお会いできなかった方々もいたので、また近日中に、拡大版torubyかとちぎRuby会議あたりを狙ってまた来たいですね。
あとは会食ではリモートワークかオフラインか、というのも話題になりました。オフラインは確かに情報量が多く早いフィードバックで速度が出せるのだろうな、というのを聞いて思ったのですが、オフラインだったとしても、ウォーターフォール式の必ず仕様書などを書いてから会話、というのではその速度は出ないし、ミーティングだらけでなかなか顔を見る時間が少ないとそのオフラインのメリットは完全には出ないんだろうな、というのは思いました。
オフラインになってもストレスがあまりない、という状況自体、遅いことに慣れてしまっているということなのかな、と。もちろん個人ごとにとかうまくタスク分割がうまくいっているということもあるかもしれませんが。