Future Tech Blog
フューチャー技術ブログ

VSCode の Go extension でよく利用するコマンド 7選


TIG DX チーム所属の多賀です。また Go についての記事を書きます。

最近 Go 開発本体への加入が発表されるなど、盛り上がっている VSCode の Go extension ですが、私も基本は VSCode + Go extension を利用して開発しています。
開発する際によく利用するコマンドがいくつかありますので、まとめました。

環境

  • VSCode: 1.45.1
  • Go extension: 0.14.4

補完やその他機能を利用するために Go の Language Server Protocol の実装である gopls を利用しています。
https://github.com/golang/tools/tree/master/gopls

Go extension 設定の go.useLanguageServertrue にしています。
その他の設定は以下の公式設定を利用しています。
https://github.com/golang/tools/blob/master/gopls/doc/vscode.md

コマンドの出し方

そもそもコマンドはどうやって出すかですが、
VSCode を開いて以下ショートカットキーで出てきます。

  • Windows: Ctrl + Shift + P
  • Mac: Command + Shift + P

あとは利用したいコマンドを検索して Enter を押せば実行できます。
(各コマンドに対してショートカットキーを割り振ることも可能です。)

利用するコマンド

1. Go: Restart Language Server

gopls を再起動するコマンドです。
コードを実装していて、何かしらうまく動かない (おかしなエラーが出る、補完が効かなくなる、etc) 場合に即座に試します。 大体治ります

2. Go: Generate Unit Tests For Function

カーソル直下の関数のテストコードを自動生成してくれます。
デフォルトで Table Driven Test の形で生成してくれるため、生成後はテストケースを追加するだけで Unit Test が書けてしまいます。

例えば以下の関数のテストを書きたいとなった場合に、コマンドを実行すると、

1
2
3
4
5
package util

func Add(a, b int) int {
return a + b
}

このようなコードが生成されます。 TODO 以下にケースを随時追加すれば動作します。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
package util

import "testing"

func TestAdd(t *testing.T) {
type args struct {
a int
b int
}
tests := []struct {
name string
args args
want int
}{
// TODO: Add test cases.
}
for _, tt := range tests {
t.Run(tt.name, func(t *testing.T) {
if got := Add(tt.args.a, tt.args.b); got != tt.want {
t.Errorf("Add() = %v, want %v", got, tt.want)
}
})
}
}

3. Go: Generate Interface Stubs

特定の interface を実装するためのメソッドを自動生成してくれます。

例: XXXReader struct に io.Reader を実装したい

1
type XXXReader struct {}

コマンドを入力すると、入力ダイアログが出てくるので以下を入力

1
2
# ${レシーバの変数名} ${struct名} ${interface}
x XXXReader io.Reader

すると以下のコードが生成されます。

1
2
3
4
5
type XXXReader struct {}

func (x XXXReader) Read(p []byte) (n int, err error) {
panic("not implemented") // TODO: Implement
}

大量のメソッドを実装する必要があるケースでとても便利に使えます。

4. Go: Fill Struct

カーソル下の struct を field を初期値で穴埋めする形で自動生成してくれます。

このような struct 定義がある場合

1
2
3
4
5
6
type Hoge struct {
A string
B int
C float64
D *string
}

以下のように生成されます。

1
2
3
4
5
6
h := Hoge{
A: "",
B: 0,
C: 0.0,
D: nil,
}

field 定義がたくさんあり、どれが必要かわからなくなった際に、
とりあえず全部生成して必要な field だけ残すことがよくあります。

5. Go: Add Tags To Struct Fields

カーソル下の struct にタグを付与します。
struct 内にカーソル当てておく必要があります。
初期設定は、 json かつ omitempty で生成されます。 (設定で他のタグにできます。)

1
2
3
4
5
6
type Hoge struct {
A string `json:"a,omitempty"` // カッコ内にカーソルを当てる
B int `json:"b,omitempty"`
C float64 `json:"c,omitempty"`
D *string `json:"d,omitempty"`
}

6. Go: Test Function At Cursor

カーソル下のテスト関数のみのテストを実行してくれます。
テストコードを修正して、すぐに試したいといったときに便利です。

7. Go: Install/Update Tools

Go extension で利用している コマンドを install/update します。
extension をいれたタイミングで install は自動でされるため、 update したいときに使います。

所感

個人的にはとりあえず 1. Go: Restart Language Server だけでも覚えればだいぶ開発体験上がると思います。
ぜひ利用して、開発効率を向上させてください。