こんにちは。技術ブログ運営の伊藤太斉です。この記事は秋のブログ週間連載の3日目(穴埋め)です。
私は昨年半ばからCloudNative Daysの実行委員や、GCPUG Shonanのスタッフになって、会社の活動以外にコミュニティ活動を行っています。社外のグループに属しているので、大変な面ももちろんありますが、それ以上に楽しい、やりがいが大きいです。
今回は普段活動していて考えていること、気をつけていることなどを備忘も含めて読み物記事として書いていければと思います。また、今回はGCPUG Shonanにフォーカスして書いていきます。
GCPUG Shonanとは
GCPUGはGoogle Cloud Platform User Groupの略称であり、名前の通りGCPのユーザー会です。
GCPの普及を目的としており全国に支部があります。この中でGCPUG Shonanは神奈川県の湘南エリアにて活動しているGCPUGの1つです。基本的に少数で開催しており、一方的なセッションを話す、聞くだけの関係ではなく参加者同士のコミュニケーションなどインタラクティブなやり取りをモットーにしています。
また、参加者の住んでいるところを湘南と定義するので「湘南の〜〜から来ました〇〇です」といった挨拶も定番でした。
スタッフに入った経緯は、以前からGCPUG Shonanに何度か参加しており、スタッフの方から声をかけていただけたので参加することになりました。
リモートになってからの運営
私スタッフとして入って数ヶ月でリモートになってしまったので、今回はリモートでの運営から書いていきます。
これまで、オフラインでの開催、少人数での開催を行ってきたので、スタッフもはじめはリモートでの開催については悩んでおり、頻度を減らしたり、することも考えました。ですが…
- オンライン開催することによるデメリットがない
- どんな形でもオンライン開催することでコミュニティが存続しているアピールになる
- 継続できている月1の開催は続けたい
…と話がまとまり、オンライン開催でイベントを継続することにしました。
次に、取り扱うネタについて決めました。ネタは、最近話題になっているもの、スタッフのより深めたい知識についてテーマを集めて開催しました。リモートで運営した中身です。
また、1度だけ万全の対策を行った上でオフラインで参加者全員がLTを行うイベントも開催しましたが、結局スタッフミーティングになってしまったことはここだけの話です。
コミュニティ運営をやってよかったこと
元々GCPが好きで業務でも深めたり勉強会自体も参加していましたが、スタッフになってみて、自分自身がより良い情報が得られると感じました。普段のスタッフミーティングも、GCPを利用している人で話しているので、余った時間は最近の業務の詰まりどころ、最近気になっているサービスについて話しています。勉強会での内容と同じくらい実は参考になっている時間です。
運営することで身に付く、考えるようになったこともあります。
参加しているだけだとどうしてもどこかで受け身になって「聞いて終わり」になることが多かったように私は感じています。しかし、運営しながら参加すると、他の参加者の反応とかを気にしており、吸収できる幅が広がったなと感じています。俗にいう「当事者意識」みたいなものですが、運営を通してみについたことの1つです。
コミュニティ運営で大変な点
私が参加して1年位経ちますが、大変だと思っているところはネタ選定です。オンライン開催を余儀なくされたとき、もともとオフラインでハンズオンが多かった勉強会なので、オンライン向けのイベントにするところがはじめは悩んだ覚えです。
ただ、そこはスタッフが知りたいこと、話したいことに考え直していきました。直近で話題になっていることのブレストをして、オンライン向けのイベントにしていきました。また、人数についても、オンラインなので際限なく呼ぶことは可能ですが、オフラインのときの少人数で何でも聞きやすい状態は維持して、あえて少なめに上限を設定しました。
運営に向いていそうな人
「あれやりたい」「これ聞きたい」などがある人は個人的には向いていると思っています。
前述の通り、ネタ選定するときに、自分自身普段から疑問に思っていることがなかったり、技術自体への興味が薄かったりするとかなり困るな、という印象です。極端な内容でない限り、自分が聞きたいこと≒みんなが聞きたいこと、というのがスタッフになってから思ったことです。
また、企画が好きな人ももちろん向いていると思います。
まとめ
今回は、私がスタッフとして参加しているコミュニティから、GCPUG Shonanについて紹介しました。他の記事でも挙げていますが、GCPを好きでずっと触っているので、私自身とても楽しく活動させていただいています。
企画が好きな人、好きな技術がある人、ぜひ何らかの勉強会のスタッフなってみてはいかがでしょうか? また、自分が参加したい勉強会、コミュニティを立ち上げるという選択肢もあるかと思うので、「我こそは!!」という方はチャレンジしてみてください。
最後になりますが、この記事をレビューしていただいたGCPUG Shonanのスタッフの方々ありがとうございました。