はじめに
TIG真野です。縁があって2021/07/30(金)に開催した golang.tokyo #31 に登壇させてもらいました。第29回目も工場設備であるPLCにGo言語で接続するネタで登壇させていただいたことがあり、再びの機会を得られむちゃくちゃ嬉しかったです。
今回登壇した golang.tokyo #31のテーマはISIDさんとフューチャーで「受託開発におけるGoの実態について語る」というテーマだったので、何を話すか悩みましたが、ベーシックに自分の観測範囲における自社でのGoの利用状況とか使ってよかった点をまとめることにしました。それだけだとよくありがちかなと思ったので、リーダー視点という要素をスパイスに入れています。
資料
こちらに公開しています。
発表について補足
同じフューチャーの澁川さんが上級ぽいネタだったので、入門パートぽい話ができてバランスが良かったんじゃないかなと思います。
色々伝えたいことがあったんですが、途中に@saki_engineerさんがシンプルに3点でまとめてくれていて、完全に同意です。
Goは
— さき(H.Saki) (@saki_engineer) July 30, 2021
- 半年ごとに新verがリリースされててまだまだ発展するのでネタが尽きない
- シンプル&スキがあるゆえに、NewJoinerでも記事を書くネタがそこそこある
- そしてそれを評価してくれるだけのコミュニティがしっかりしている
のがいいところだし、私もそれに多分に助けられましたね。
#golangtokyo
他に個人的に強調したいのは、支配的なフレームワークが存在せず自分たちの開発スタイルにあったものを選ぶ・作ると行ったことがしやすい文化であることも発表時に伝えたかった点(スキがあることに包含されているような気もしますが)で、少なくても自分がいるチームはアウトプット文化がGo言語採用移行で加速した気がします。
懇親会
最後に懇親会タイムで居酒屋のようにざっくばらんとGo言語中心とした雑談が発生し、楽しかったです。チャット上でも合いの手を色々入れていただけて新鮮でした。個人的には自動生成コードの話から、Goはパッケージ管理がGitHubリポジトリを直接見るため.goファイルをコミットする慣習からの、それを書き換えられたらセキュリティ的に危ないんじゃないか(コインのマイニングコードの混入など。履歴が残らないし)からの、Module Proxyに履歴が残ってそこはある程度信頼できる運用がなされているからトレースができるのでは? という話の派生は聞いていて楽しかったです。そのままGOPROXYの環境変数から、環境変数そのものの扱いについては個人的にもう少し話したかった気もしています。まぁほぼ聞いていただけですが。
さいごに
golang.tokyo、初級~中級~上級まで幅広いレベル感でテーマも様々、Go言語の導入を広げるためとあって初心者フレンドリーなコミュニティだと思います。ありがとうございました! また良いネタがあれば登壇チャレンジしたいと思います。