フューチャー技術ブログ

数字で振り返るフューチャー技術ブログ(2020)

はじめに

技術ブログ運営の真野です。

フューチャー技術ブログですが、2020年を数値で振り返りたいと思います。

理由ですが、フューチャー技術ブログの運営で心がけていること で説明したとおり、ガラッと運営方針を変えたり、フューチャー技術ブログで行っている連載企画が良いよって話 で説明したとおり、多くの企画を行ったのでその結果をまとめておきたいと思ったからです。他に有力な理由は年末に評価プレゼンする必要があり、どうせまとめるならブログ公開しちゃうか、という背景もあります。PVもあります。

集計期間

フューチャー技術ブログは2016年2月より始まりました。5年弱(4年10ヶ月)の期間の記録です。この間に記事を削除したことは一度も無くありのままです。1年を振り返るといっても、そういえば今まで1度も過去を振り返ったことがないので折角の機会です。過去5年弱全部の数値をまとめていきたいと思います。

投稿本数

まずは投稿数です。約5年で 328記事 が投稿されました。

平準化すると60記事/年(5記事/月)ほどです。しかし投稿年で表示すると下記のようにかなり偏りがあります。

見たまんまですが、2016~2018は年間 約30記事 くらいだったのが、2019年に75記事、2020年には11月時点で190記事と急速に増えています。2020年は52週なので、週3,4本をコンスタントに公開していたということです。かなりガンバっているのが数字からも分かります。実際ちょっと大変でした。寄稿してくれたり応援してくれたフューチャー社員みなさんのご厚意が見事に表現されているハートフルな結果だと認識しています。

正直最初は投稿頻度が高くてスゴイ! ってポジティブに褒めてくれた人も、だんだんとこいついつまでこのペースで続けるんだ? って目で見られていた気がします。ずっと褒め続けてほしかったのが本音です。倒れるときは前かがみがポリシーです。

記事のカテゴリ

続いて記事のカテゴリです。カテゴリは運営が状況に合わせて統廃合するので流動的なのですが、大体の感じを掴むのにぴったりだと思っています。

割合を見ると、Programming、Infrastructure、Culture、DataScienceあたりの上位4枠で8割ほどを占有するという結果でした。想定通り。

Programmingは非常に幅広いので、フロントエンド・バックエンドくらいは分けたほうが良かもしれません。意見があればぜひフィードバックください。

寄稿者

寄稿者数は5年で130名でした。寄稿者は予想通りそれなりの偏りがあります。よく投稿してくれる人は月1程度のペースで寄稿していただけますし、年1の方もいらっしゃいます。

試しに過去5年のうち、投稿記事数ごとに割合を出してみました。グラフの見方ですが、例えば1記事だけ投稿した人は、328記事中34.1%を占めしているということです。

ちなみに5記事以上だと4割程を占めしていて、11名で146記事です。4割ほどの記事は頻繁に投稿してくださる方々によって作られていることが分かりますので、リピーター大事ですね。逆に言えば、もう過半数は1~4記事といったたまに投稿してくれた方々に支えられて言います。記事のバリエーションは多くのニューカマーを呼び込めたことでも実現できているのかなと認識しています。

次に年単位で寄稿者(述べ人数ではなく関わってくれた人の数)をグラフ化しました。

ブログ開始時は15名程度でしたが、2019年に40名、2020年には80名を超えるようになってきていることがわかります。記事数と同様多くの方に関わっていただけたことがわかって感謝です。

PV遷移

PVチャートを大公開です。2019年6月ごろより増えてきました。2020年10月は6.1万ユーザ/月でした。PVだと10.7万PV/月でした。PVは追わない方針! と周囲には伝えていますが、こっそり2020年度中に10万PV/月を達成できたら嬉しいなと思っていたので、ちょっとうれしいです。

ちなみに、ちょうど2018, 2019年の10月の数値も載せておきます。

  • 2018年10月
    • ユーザ数: 0.5万
    • PV数:1.0万
  • 2019年10月
    • ユーザ数: 2.8万
    • PV数: 4.7万
  • 2020年10月
    • ユーザ数: 6.1万
    • PV数: 10.7万

ということで、2018年比較で10倍、2019年比較で2倍以上に成長できました。振り返ってみると2019年の進化が凄まじいですね。

以下は2019年11月~2020年11月までを、PV/日単位で出力しました。週末は基本的に新記事を公開しないのでかなり上げ下げがあります。ピンポイントでスパイクしているのは、何か記事がバズったんだと思います。

なにはともあれ、この1年の変化が多少なりとも感じられて良かったです。

PVで見る人気の記事

2020年の1/1~11/25までのPV人気記事を紹介します。集計の都合上、1月に近い月で公開した記事が有利なのですが、社内やSNSで反響があった記事は大体ノミネートされているので参考になると思います。要望があったので隣にはてなブックマーク数も追加しました。調査日は2020/11/26です。

# Link PV数
[万]
はてぶ数
1 本当に使ってよかったOpenAPI (Swagger) ツール 8.1 542
2 トップページ 2.5 5
3 TypeScriptでReactをやるときは、小さいアプリでもReduxを最初から使ってもいいかもねというお話 2.4 307
5 仕事でPythonコンテナをデプロイする人向けのDockerfile (1): オールマイティ編 1.9 120
6 Reduxを分かりやすく解説してみた 1.4 9
7 データベースマイグレーション ~OracleからPostgreSQLへ~ 1.3 34
8 インフラ入門vol.3(ネットワーク冗長化構成) 1.2 43
9 2020年秋にVue.jsのアプリケーションを作るなら、押さえておきたい5つのポイント 1.1 248
10 Goを学ぶときにつまずきやすいポイントFAQ 0.8 388
11 Vue.jsのslotの機能を初心者にわかるように解説してみた 1.1 6
12 チームで機能設計するためのPlantUML標準化 1.1 424
13 GoでWebアプリ開発時にあるあるだったレビューコメント 1 431
14 【合格記】GCP Professional Cloud Architect認定資格を振り返る 0.9 6
15 スキーマファースト開発のためのOpenAPI(Swagger)設計規約 0.9 94
16 JavaプログラマーのためのGo言語入門 0.9 341
17 一周回って、人間が読み書きする設定ファイルはJSONが良いと思った 0.9 398
18 Terraformのベストなプラクティスってなんだろうか 0.9 79
19 【Figma】を使ってチームでUI/UX設計するといいこと 0.9 8
20 Amazon Redshiftの仕様を調べてみた 0.9 8

恐ろしきは、1位のOpenAPIの記事ですが、2019年10月に公開された記事でロングセラーです。著者の武田さんスゴイ。どれも珠玉の記事なので見逃している方はぜひチェックしていただければです。

PVとはてなブックマーク数は要望があって出してみたものの、連動しているようなしていないような、なんとも言えないなと思いました。なんとなくフロントエンドやUI/UXをテーマにすると検索されやすいのかな? と推測はできそうですが調査できていません。

Facebookいいね数で見る人気の記事

2020年に公開された記事で、良いね! 数が多かったものを選出しました。こちらは上記のPVとはまた違った顔ぶれです。技術以外のネタも評価されるようですね。

Facebook良いね数がこんなについていることを知らなかったので、フューチャー技術ブログでFacebookアカウントを作ったほうが良いんですかね? 意見ある人はTwitterか何かでコメントいただければです。

2020年いちばん寄稿してくれた人は?

2020年1月1日~11/26で投稿数の多い人順でソートしました。ブログ運営はアナウンス系記事もあるのでズルい気がしますが、私がトップ。それを除くと澁川さんでした。
先程のPVランキングにも数多く登場するので、質量ともにフューチャー技術ブログを引っ張っていただいていることが分かりました。ありがとうございます!

# 名前 記事数 備考
1 真野隼記 20 ブログ運営者1
2 澁川喜規 19
3 伊藤太斉 11 ブログ運営者2
4 伊藤真彦 10
5 辻大志郎 8
6 村田靖拓 7
7 村瀬善則 6
8 多賀聡一朗 6
9 栗田真 6
10 西田好孝 4
10 山田勇一 4

ベストブロガーオブザイヤー

2020年はベストブロガーオブザイヤーを開催し、技術ブログ部門から3名を選出させていただきました。入賞すると粗品をプレゼントされるようです。

詳細は未来報の記事をお待ち下さい。

2021年に向けて

2020年のペースは守れるか断言できませんが、150本以上目指していきたいと思います。

他にも、TechCast も継続したいのと、技術同人誌(FutureTechBook)も公開できたらなと思います。

まとめ

フューチャー技術ブログの、投稿数・PV・人気の記事・よく投稿してくれる人を公開しました。

記事の途中でも書きましたが、運営上全くPVやらユーザ数は追っておらず、引き続き有益な技術情報を発信することをポリシーにしていきたいと思います。結果として何かしらの数値が良くなっていくと良いなと思っています。

2020年も後少しですが、引き続きよろしくおねがいします。